WORKS
施工実例

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施工実例

暮らしの再設計|茶室からフリースペースへ
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思い出を未来へつなぐ

静かに佇んでいた茶室
お住まいには、お母様が大切に
使ってこられた茶室がありました。
けれども、お茶事をする機会が少なくなり、
次第に使われないまま静かに佇む場所に。
このまま眠らせておくのは、さみしいし、
もったいない・・・。
そんな想いから、ご家族で話し合いを重ね、
リノベーションを決意されました。

守るだけではなく、活かしていく
建物を残す方法は、ただ保存することだけ
ではありません。
今の暮らしに必要な形へと再設計し、
使い続けることも、建物を活かす大切な選択肢。
今回、茶室としての役割を終えた空間は、
土間を中心とした多目的なフリースペースへと
生まれ変わりました。

ひらかれた多目的スペースへ
・趣味を楽しむ
・子どもたちが遊ぶ
・友人を招いて語らう
・家族が自然と集まる
使い方を限定しない、暮らしに合わせて
自由に使える空間。
かつては、ひとりで静かに過ごす
場所だった茶室が、土間という開かれた
要素を加えることで、人が集い、会話が
生まれる場へと変わりました。

残すところ、新しくするところ
茶室の丸窓は、禅の思想において
悟り、完全、調和を象徴する形。
四季の移ろいや差し込む光を
絵画のように切り取り、この空間の
象徴的な存在です。
趣を損なわないよう、あえて主張しすぎず
美しさが際立つよう整えました。

空間の歴史を語る存在
囲炉裏とカギヅルは、この家が歩んできた
時間を静かに物語る、大切な要素。
古いものを「ただ残す」のではなく、
そこに込められた意味を読み取り、
今の空間に自然と馴染むよう
再配置 しています。
価値を受け継ぎ、次の世代へつなぐ。
エイトナインホームが大切にしている
リノベーションの考え方です。

"水琴窟 "音を愉しむ、癒やしの庭
水滴が落ちるたび、琴のように
澄んだ音色が響く水琴窟。
夜になるとその音はより一層存在感を増し、
静けさの中で、心をそっと整えてくれます。
用途が変わっても、
この「音の美しさ」は残したい。
そんな想いから、水琴窟も
丁寧に整えました。

新旧融合の心地よさ
・木の温もり
・塗り壁のやわらかな質感
・庭へとつながる大きな開口部
古き良き和の雰囲気を残し
現代の暮らしに寄り添う
居心地の良さを追求。
既存の魅力を活かし、そこに新しい
アイデアと機能性を加えることで、
空間は再び、暮らしの中心として
息を吹きかえします。

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