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古民家に刻まれた、職人の想いと 技の結晶

カテゴリー: リフォーム・リノベーション 飛騨民家

  • 2025.12.16

こんにちは!エイトナインホームkacoです。
    

実はわたし、古民家が大好きなんです。

古民家を前にすると
いつも思うことがあります。
    


今のように重機も機械もない時代。


山から木を切り出し、運び、加工し、

一軒の家を建てるまでに、どれほどの
時間と手間が
かかっていたのだろうと。


昔の大工さんは、木の癖や性質を
深く理解し、見極めていました。


曲がり具合、強度、木目の流れ。



一本一本違う木と向き合い、

「この木は、ここが一番活きる」
そんな判断を積み重ねながら
家をつくっていたのです。


現代のように、
機械で均一に
加工されるのではなく、

すべてが手仕事だった時代。


その中でも、
私が特に心惹かれるのが
ちょうな(手斧)で削られた痕跡。



リズムや力加減によって刻まれる跡。

鱗のように連なる
あの独特の模様。


同じ木でも、
同じ模様は二度と
生まれません。


ちょうな仕上げは、もちろん

見た目の美しさだけではありません。


木の繊維を断ち切らずに整えることで、

強度や耐久性が高まる。


形を整えるために削るだけではなく
木の性質を活かし、長く使うための
知恵だったのです。


まるで木と対話するように、

丁寧に少しずつ形を整えていく。

そこには、時間を惜しまない仕事と、
妥協しない誇りがあります。


大工さんだけではありません。

それぞれの職人さんの技術がつながり
一軒の家が完成していく。


古民家は、
「家」であると同時に、
その時代を生きた職人の想いと
技の結晶。



できる限り継承していきたい
日本の宝だと私は思います。

これまた古民家好きの設計士と話す
古民家リノベ相談会

どうぞお気軽にお越しください。


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