BLOG

#

今では手に入らない梁|古民家に宿る素材の力

カテゴリー: リフォーム・リノベーション 飛騨民家

  • 2025.12.08

こんにちは!エイトナインホームkacoです。

古民家を見上げると、太い梁が
空間を支えています。


    
その時代の匠の確かな目で選び抜いた
一本一本が、
何十年、何百年という
時間を越えて今も家を支えています。


重機もトラックもない時代に、
巨大な木材をどうやって
運んでいたのか?


昔の木材運搬について残っている
記録によると、川の流れを利用して
町や港まで運搬、
これを川流し
筏(いかだ)流し
と呼んだそうです。


木材は、単体で流すのではなく

いくつも束ねて巨大な筏に組まれ、
人が乗り操りながら川を下って
いったようです。


まさに、命がけの作業です。

現代では、コストや伐採規制により

あのような木材は手に入りません。
 
これだけでも、古民家の梁は
宝物のような存在です。


梁の役割でいちばん大切なのは
家そのものを支えること。


家全体を形づくる、骨格のような
存在です。

現代のまっすぐ製材された木材とは違い、
木がもともと持っている曲がりやクセを
あえて生かすことで、
その木材本来の
強さを引き出しているのです。


先人の知恵が脈々と息づいています。

そして、古民家の梁には時を経て
作り出された美しさも宿っています。


囲炉裏の煙に燻されて深まった黒光り。



暮らしとともに時間を重ねてきた証であり、
新しい材料では決して生み出せない
唯一無二の風格です。


エイトナインホームでは
こうした古材の価値を理解し
生かすことを大切にしています。

ただ再利用するのではありません。


その家にしかない梁の表情や色、
刻まれてきた時間の深みを、
現代に住まう人の暮らしにどう
活かすのかが大切なカギとなります。

それこそが、古民家リノベーションの
醍醐味でもあります。


古民家リノベーションのことなら
ぜひ、エイトナインホームに
ご相談ください。


ぜひ、ショート動画もあわせて
ご覧ください▼




ABOUT エイトナインホームのこと

#

お問い合わせ

エイトナインホームの家づくりに興味のある⽅は
「来店予約をしたいのですが…」とお気軽にお問い合わせください。

TEL0800-808-1189

営業時間:9:00〜18:00(⽔曜定休)

無料相談会予約

閉じる
完成見学会開催中