BLOG
ブログ

BLOG
ブログ
白川郷の魅力とは? 飛騨の家が生み出す伝統と美しさ
- 2025.02.13
こんにちは!エイトナインホームのkacoです。
先日、高山の隣にある白川郷に行ってきました。
岐阜県白川村にある白川郷は
合掌造りの集落として世界的に知られています。
世界遺産登録から30年
今年は世界遺産に登録されて30年の節目を迎え
年間200万人もの観光客が訪れる
日本の原風景を今に伝える貴重な場所です。
特に冬の白川郷は
雪に包まれた幻想的な景色が広がり
合掌造りの家々が白銀の世界に溶け込む姿は
まさに圧巻。
昔から人々はこの厳しい自然環境の中で暮らしを築き
互いに助け合いながら伝統を受け継いできました。
先人の知恵が詰まった「合掌造り」
合掌造りとは
その名の通り両手を合わせたような形状の
茅葺き屋根をもつ建物です。
釘をほとんど使わず、木と縄だけで
しっかりと組み上げられた構造は
耐久性と柔軟性を兼ね備えています。
かつてこの地域では、養蚕業が盛んで
屋根裏の空間を蚕の飼育に活用していました。
また、囲炉裏の煙が柱や梁をいぶすことで
虫害や湿気から家を守る役割を果たしていました。
さらに、屋根が正三角形をしているのは
豪雪地帯ならではの工夫であり
雪の重みを分散させるとともに
雪下ろしを容易にするための
知恵が詰まっています。
「結」の精神と助け合いの暮らし
この地域では、古くから困ったときはお互い様
という考えのもと、人々が助け合う”結(ゆい)”
の精神が受け継がれてきました。
合掌造りの家の維持や修繕は
一軒の家族だけではなく
集落の人々が総出で協力しながら行います。
この助け合いの文化こそが
厳しい自然環境の中で
生き抜くための知恵であり
白川郷が今も美しく保存されている
理由のひとつです。
伝統を未来へ 〜エイトナインホームの視点〜
私たちエイトナインホームは
古民家再生に携わる者として
白川郷の合掌造りに息づく知恵と
工夫に深く共感しています。
自然と共生する家づくり
地域の人々と支え合う暮らし
その精神は、現代の住まいにも
大切な要素として
活かせるものばかりです。
例えば、伝統的な家屋には
住む人の健康や快適性を考えた設計が
随所に見られます。
湿度調整に優れた自然素材の活用や
風通しを考慮した間取りの工夫は
現代の住宅にも取り入れたい
大切なポイントです。
白川郷の家々が、長い年月を経てもなお
生き続けているように
私たちが手がける古民家リノベーションも
住まい手にとって「長く愛される家」
であることを目指しています。
訪れるだけでなく、その背景にある
文化や暮らしの知恵を感じることで
より深く白川郷を味わうことができます。
家づくりに携わる私たちだからこそ
伝えたい「住まいの在り方」
白川郷での学びを、私たちの家づくりにも
活かしていきたいと思います。
古民家リノベーションをお考えの方は
古民家への想いがとにかく熱い設計士↓↓↓
と話す家づくり無料相談会へ
お越しください。
ABOUT エイトナインホームのこと
お問い合わせ
エイトナインホームの家づくりに興味のある⽅は
「来店予約をしたいのですが…」とお気軽にお問い合わせください。
営業時間:9:00〜18:00(⽔曜定休)